クレア・デーンズ主演の
Shopgirlという映画を観た。クレア演ずるマリベルは田舎から憧れを抱いて都会に出てきたものの、デパートの店員で、恋人もおらず、毎日変わらない日々をおくっていた。ある日客として現れたお金持ちで紳士な年上のレイ・ポーター(スティーブ・マーチン)と付き合い始めるが・・・というお話。
レイと付き合い始める前にデートした同年代の男の子とのやり取りは見ていて痛かった。もちろんそういう設定なんだけど、痛すぎて、でも現実にありえそうでさらに痛かった。そんな彼とでも寝ちゃうマリベルもdesperateすぎて痛い!それに比べてレイはロマンチックだし、紳士だしとっても素敵!もともとおじさん好きな私、レイみたいな人と付き合いたいと本気で思ってしまった。私の元彼もあんなに金持ちではなかったものの、同年代で、ロマンチックで、演出が上手で、紳士で、私が背伸びする感覚が心地よかった。その点QPは私と等身大だよな。まあその分二人一緒に成長していける楽しみがあるのだけど。とついつい二人を自分と重ねてみてしまい、そんな二人の別れは切なかった。でもね将来を考えるとね、やっぱりマリベルのした選択は正しいよ。でもできればほかの新しい男性と幸せになって欲しかったなあ。いくら彼も成長したとはいえ、なぜ二人が惹かれあうのかいまいち説得力に欠ける。