Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events(邦題:レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語) という一見子供向けだけど、大人でも楽しめるブラックコメディーをみた。天才発明家の長女・バイオレット、本の虫の長男・クラウス、噛み付き屋・サニーのボードレール三姉弟妹はある日、火事で家が全焼し両親を亡くした。そして、後見人に選ばれたのはしがない役者をやっている彼らと縁も所縁もないオラフ伯爵(ジム・キャリー)。彼は財産目当てで後見人へ・・というお話。筆者Lemony Snicket(ジュード・ロウ)の語りがはいるのだけど、ジュード・ロウは見た目だけじゃなくて声もステキ。思わず聞き惚れてしまった。
ジム・キャリーは相変わらず変人をものすごいテンションで演じていて、メリル・ストリープなんかも変人役で登場。あと、ちょい役でダスティン・ホフマンが出ていてびっくり。バイオレット役の女の子は有名じゃないと思うんだけど、すごくかわいくて、賢こそう。赤ちゃんのサニーも、まだしゃべれないんだけど、字幕がでて、その字幕がおかしい。オープニングとエンディングがとってもおしゃれで、音楽もキャッチーで、すごく良い。とてもセンスのいい映画だと思った。原作も読んでみたいな。