ビル・マーレイ主演の映画、
Broken Flowersをみた。カンヌ国際映画祭コンペ部門グランプリを受賞したらしい。よって、通には受けるけど、一般受けはしなそうな映画。恋人が出て行った日に届いたピンクの手紙を鍵にして、20年前の恋人たちを訪ね歩く物語。ビル・マーレイ演じるDon Johnston(Johnsonじゃなくて)が、やる気のなるすっごくゆるいキャラで、まさにはまり役!ああいう男を演じさせたら世界一だね。それを手取り足取り助けるジェフリー・ライト演じるWinstonがまたいいキャラで、味わい深い。昔の恋人達も変人ぞろいで、すごい。ストーリーは淡々とすすんでいき、最後もどうなったのかよくわからないかんじで、すごく消化不良を起こすんだけど、なぜか心に残る、そんな映画だった。