飛行機の中で
The Book of Eli(邦題:ザ・ウォーカー)という映画を見た。
主演はデンゼル・ワシントン。彼演じるイーライは世界崩壊後の近未来でこの世に一冊だけ残った本を運び、ひたすら西へと旅する。そんな中その本を狙う独裁者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)と出会い・・・という話。
以下ネタばれ。
映像がすごく凝っていて、モノトーンぽい感じでまさに世紀末。しかしこれって飛行機の小さい画面じゃすごく見づらい。はじめは残酷な殺しのシーンも多く、とってもハードボイルドな印象。これ、好みじゃない、と思い、一回見るのをやめたものの、気になって続きを見てみると・・・これがおもしろかった!というか結末がまさか予想もしていなかった衝撃の事実がわかり、最後まで見てよかったー、と思った。一気に謎が解けると同時に、やられたー、と思う。まあなんなのかは見てみてください。
しかし、そうか、そうしてみるとすんごく宗教じみた映画なんだな。テーマに同調はできないものの、してやられたり。よくできてる映画だと思った。
デンゼル・ワシントンも、ゲイリー・オールドマンもすごくはまり役だった。