午後1時過ぎのアエロフロート便でモスクワへ。数年ぶりのアエロフロート、うわさには聞いていたのだけど、新しい機材になっていて、とてもアエロフロートとは思えない立派さ!パーソナルモニターも大きいのがついていて、オンデマンド。時代は変わったね。座席も背中が倒れるだけじゃなくて、椅子構えにスライドするタイプ。あまりにうれしくて、一睡もせず、映画5本も見ちゃった。さすがに疲れた。
でも変わっていないなと思うのはCAのサービス精神のなさと英語の通じにくさ。映画リストが私の座席になかったので、フィルムガイドください、というと、免税ショッピングカタログを渡された。見かねた隣のイタリア人女性が「好きなときに私の見て。」とガイドをかしてくれた。「フィルムガイドが何でデューティーフリーなの?!」と憤慨していると、「そのほうが(profitable)儲かるからね。」と。グッドポイント。その人はイタリア人には珍しく綺麗な英語を話す女性だった。
約10時間のフライトで、午後5時過ぎにモスクワ到着。悪名高きシェレメチヴォに新しいターミナルができたと聞いていたので楽しみにしていたら、なぜか到着したのは古いいつものターミナルだった。しかもバス移動。でも以前は搭乗前しか入れなかったゲートエリアが開放されていて、そこに椅子があるのでトランジット中の人も座れるようになっていた。椅子の数も増えて、階段に座っている人はいなくなっていた。店も心なしか増えたかも?そして驚くべきは無料WiFiがあったこと!椅子に座れてネットができればモスクワ乗り継ぎも悪くないなあ。
でもいまだにこういう人たちもいます。
トランジットは約3時間。その後3時間のフライトでシリアへ。飛行機の中では爆睡、午前12時15分にダマスカス到着。空港は小さいながらもなかなかモダンで綺麗なのに驚いた。空港まで迎えに来てくれたsunnyさんと無事再会し、バスでsunnyさん宅へ。sunnyさんのうちからはカシオン山の綺麗な夜景が見られ、ダマスカス再訪を喜ぶ。午前3時ごろようやく就寝。長い一日だった。