Eastern Promisesという凄く大人のスリラー(ドラマ?)をみた。舞台はロンドン、ロシアンマフィアとひょんなきっかけで彼らとかかわることになった助産師のアンナ(ナオミ・ワッツ)の話。ヴィゴ・モーテンセン演じるニコライはボスのバカ息子(バンサン・カッセル)の運転手というかお目付け役。ものすごく冷静で残酷、と思わせつつ実は優しい心を持っている。ストーリーはかなり暗くて、残酷なシーンも沢山出てくるんだけど、アンナとニコライが言葉は少ないものの、心を通わせていくところがすごい。二人ともすごく適役。ヴィゴ・モーテンセンもバンサン・カッセルも流暢な(に聞こえる)ロシア語とロシア語なまりの英語を話しているんだけど、彼らのロシア語どうなんだろうか?ロシア人が聞いても流暢と思うならそれは凄いなあ。とにかく、あれ?これって二人に似てるロシア人アクター?と思ってしまうほど上手に聞こえた。あと凄いなと思ったのがヴィゴ・モーテンセンが公衆浴場で真っ裸で戦うシーン。モロ見えてるんですけど。いいのか、アラゴン?!
暗いテーマを扱っているけど、とても大人でセクシーな映画だった。