アダム・サンドラーがシリアスな役を演じている
Reign Over Me(邦題:再会の街で)を見た。またこの邦題もなんだかな、という感じだけど、これはそのまんまカタカナにしたらわけわかんないだろうからしょうがないのかな。アダムが9/11で妻子を失い精神的ショックから立ち直れない男を演じ、それを助けようとする大学時代のルームメイトを演じるドンチードル、グリーフ・カウンセラーを演じるリヴ・タイラー。妻子をなくした男の再生物語といってしまうと重すぎるし、それにしてはきれいに仕上がっている感がある。それだけじゃなくて彼と関わることで自分を見つめなおすドンチードル演じる歯科医の物語もこの映画のハイライト。この二つが同時進行していくのがよかった。
それにしてもシリアス役を演じるアダム・サンドラーが期待以上によかった!ジム・キャリーもそうだけど、コメディの役者さんって実は演技派で実力があるんだなあ。全然違和感がなかったよ。ドンチードルもものすごくよかった。リヴ・タイラーはなんだか久々に見たなあ。今回の役はビミョウかも。すごく重要な役っぽいのに実はあまり役に立っていないし。
アダムとドンの演技が見ものの、きれいにまとまった映画だった。