Children of Men(邦題:トゥモロー・ワールド)を見た。舞台は西暦2027年と近未来で、人類には子供ができなくなっていたという設定。なかなかありえそうで、おもしろそう!しかも私の大好きなクライヴ・オーウェンがでてるし、と期待してみたらなんと期待はずれだったことか!見てる間はそれなりにはらはらして、で、次どうなるの?とあきさせなかったのだけど、結局何が原因で、どうしてそうなったのか、ヒューマン・プロジェクトって結局どういう組織なの?なんでこんなに世界が荒れてるの?と疑問だらけのまま終わってしまった。なんと後味が悪いことか。結末も結末で、それでどうなったのかよくわからないし、不完全燃焼。
クライヴ・オーウェンのほかにもジュリアン・ムーアが元妻役として出ているのだけど、意外にすぐ死んじゃうし。最後のほうはとにかく人が死にすぎる。銃撃戦は現にこういう世界が存在するだけに見ていて切なかった。アラブ系の人も沢山出てて、「アッラーは偉大なり」とか、「アッラーのおかげで・・」とか聞き取れたのがうれしかった。
出産シーンがリアルで、あんな新生児どこで探してきてどうやって撮影したんだろう?と思ったらあとであれはCGだということがわかった。なーんだ。でもリアルだった。
近未来でもUKロックは健在だったのがうれしかった。