エドワード・ノートン主演の
Down in the Valleyという映画を見た。2005年のカンヌ映画祭で評判の高かったらしく期待していたのだけど、いまいち期待はずれだった。ストーリーは面白かったのだけど、結局何をいいたいのかもやもやしたままよくわからなかった。まあだからカンヌ受けするんだろうな。
ロサンジェルスの郊外の住宅地に住む年頃の女の子トーブは厳格な父と自閉症気味の弟ロニーと退屈な日々を送っていた。そんなある日、自称カウボーイのハーレンと知り合い、恋に落ち・・・というお話。年頃の女の子が激しい恋に落ちて、家族と衝突する、何てのはよくある話。でもこれはハーレンが曲者なんだな。はじめから変わった人だなとは思うのだけど、変わっているどころではなく、事件に発展していくのだ。
トーブは薬もアルコールもやるけど年の割にしっかりしていて、恋に落ちていながらも現実をしっかり見据える目を持った女の子。だからふたりは出会うべくして出会ったんだろう。
ファイトクラブも
The Illusionistもすっごく良かったけど、こういうちょっと変な陰のある役をやらせたらピカ一だよな。