アカデミー賞有力候補といわれる
Proof(邦題:プルーフ・オブ・マイ・ライフ)を観た。主演、グウィネス・パルトロウ、アンソニー・ホプキンスと聞き、ものすごく期待していたのだけど、なんだか期待はずれだった。
天才数学者(アンソニー・ホプキンス)だけれども往年は精神を患っていた父がなくなり、グウィネス・パルトロウが人とうまく関われなくなってしまう。そんな中で、ある男性にめぐり合い、だんだんと変わって行く・・・という話。演技やストーリーに問題はないはずなのに、なぜか引き込まれなかった。グウィネス演じる主役が、やたら感情的で、わがままで、むかついたからかも。何でそこまで思いつめるのかよくわからない。天才にはキチガイが多いから、私のような凡人にはわからないということか?
ところで、邦題のほうがオリジナルっぽいけど、オリジナルは単にProof。Proofってのが邦題の生きた証、という意味のほかに、数学の論証を示しているからかな。邦題だとその辺がわからないよね。