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2012年 12月 30日
今朝は早起きしてPaddy Wagonの日帰りジャイアンツコーズウェイツアーに参加。ツアー料金は60ユーロ。集合が6時55分だったので、昨夜のうちにスコーンとバナナ、みかんをスーパーで買っておいた。それを持って自転車でまだ暗い中集合場所へ。でっかいバスで、一応無料WiFiがつかえた。ベルファストまでは約2時間。高速道路で快適。途中SAで朝食の時間があったので、2回目の朝食を食べてしまったw。運転手兼ガイドさんはとっても陽気な人でジョーク連発。私はアイルランド英語にすごく苦手意識があったのだけど、現地に来てみるとそんなに難しくないことに気付いた。人に寄るのかな。NZのキウイ英語のほうがよっぽど理解に苦しんだ。途中北アイルランドに入国するけど、チェックはなし。国境もここ、と言われないとわからない。そんなもんなんだー。でも北アイルランドに入るとゲールゴの標識はなくなり、キロ表示がマイル表示になる。そしてもちろん通貨もスターリングに。ベルファストで人をピックアップし、そのままキャリック・ア・リードのつり橋へ。めちゃくちゃ風が強くて、地の果て感あり。
橋を渡るには5ポンドあるいは6ユーロかかる。これはツアーに含まれていない。せっかくなので渡ることに。簡素なつり橋で怖いらしいけど、たったの20mだし、高所恐怖症じゃなければ怖くない。 しかし強風で、さらに雨もぱらぱらし始めたものだから寒い!ほんとアイルランドは天気がころころ変わり、よく雨が降る。一番楽な仕事は天気予報士といわれるくらい。なんせ「今日は基本的に晴れ、時折雨。」とか「今日は曇り、時折雨。」とか、とりあえず「時折雨」と付け加えればOKだから、とガイドさんの話。まあイギリスもそんな感じだったなー。 そしてメインイベント、ジャイアントコーズウェイへ。私はこの六角形の石柱群の写真を昔見て以来長いことずーっと来てみたかったのだ。やっと夢がかなった!すごく不思議な地形で、フィン・マックールという巨人伝説があるのだけど、実際は溶岩が固まってできたもの。これは実は日本含め世界各地にあるのだけど、ジャイアンツコーズウェイはアクセスの良さから有名になったらしい。駐車場から整備された道を下ること15分くらいでここに到着。 石の上に乗れるのが嬉しい。しかしものすごい強風で、波しぶきなのか雨なのかよくわからないけど、結構濡れる。足場も滑りやすい。首から下げているのはオーディオで、ツアーにこのオーディオガイドが含まれており、日本語もある。巨人伝説のことやこの周辺の地形、暮らしについて詳しく説明がされており、とてもよくできている。 色も不思議だよね。 フィン・マックールの住居があったとされる崖。ここは色の異なる地層が重なっており、面白い。 2時間くらい観光の時間があったけど、1時間くらいで切り上げ、昼食。ホテルかカフェテリア、パブの選択肢があり、ホテルがおすすめとのことだったけど、そんなに時間もお金もなかったのでカフェテリアへ。この夏新しくできたというビジターセンターはとても近代的できれいな建物だった。外観も面白い。無料WiFiもあった。 近くのダンルース城。中には入れなかったけど、外から写真を撮れた。人が住んでいた当時、パーティーを開いていたら途中から全然召使たちが現れず、食べ物や飲み物も出てこなくなったと思ったら、厨房部分がすっぽり崩落してしまったという逸話付。 夕方ベルファストに寄り、1時間自由時間。バスは市庁舎の横、中心地につけてくれ、便利。昔はテロなどで危険なイメージだったベルファストだけど、今ではすっかり平和に。 日曜日なので店も閉まっているだろうと思いきや普通にやっていた。イギリスも変わったなあ。ベルファストだけ?ビクトリアショッピングモールというでかいショッピングモールへ行ってみた。クリスマスイルミネーションがまだきれい。 市庁舎のライトアップ。 午後5時ごろベルファストを後にし、7時にはダブリン帰着。いやー、北アイルランドなんて遠いイメージだったけど、日帰りでも簡単にいってこれるんだね。便利だわ。でもさすがに結構歩いて疲れていたので、晩御飯は簡単にバーガーキングで済ますことに。ご当地メニューのアンガスビーフバーガーセットを。食後、自転車でホステルに戻り、ネットして、洗濯して、早めに就寝。同室は黒人二人とアメリカ人二人なんだけど、みんな夜比較的早くて静かなので、よく眠れる。
by wakabun2
| 2012-12-30 03:55
| ノルウェー、アイルランド旅行
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Comments(10)
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kedorin
at 2013-01-03 18:53
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なつかしく拝見してます。
私が、アイルランドに行ったのは、もう3年前になります。 ロンドンからベルファストに入り、タブリン、ゴールウェイに行きました。 ダブリンからのツアーは、60ユーロですか? いい値段設定ですね。 ベルファストからのツアーと移動の料金を考えると、 ダブリンからのツアーで行った方が、お得かもしれません。 wakabunさんのブログを拝見させて頂いてからの方が、 効率よく旅行できた?(笑) と、思いながら読みました。 ダブリンでは、ギネスのビール工場を見学し、 ギネスビールを飲み、途中、水を買うために寄ったコンビニで、 入口で段差があり、アゴを打って、傷になり、 職場の方に心配していただいた思い出があります。 6月に行ったので、天候に恵まれ、 いい旅行でした。 そう思うと、私は、ヨーロッパが好きです。
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Hattie
at 2013-01-04 01:29
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Ulsterでも地方によってはlikeがlakeに聞こえる発音のところがあるようで(いわゆるコクニーの逆ヴァージョンですね)仕事のテープ起こしで「え、なんでいきなり湖の話になるの?」と一瞬びっくりさせられた記憶があります。同じUlsterの出身でも凄くわかりやすい発音の人もいるので、何がこの違いを生んでるのかしら、ととても不思議に思いました。
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Bill McCreary
at 2013-01-06 12:51
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>私はアイルランド英語にすごく苦手意識があったのだけど、現地に来てみるとそんなに難しくないことに気付いた。
私は北アイルランドは2回行きまして、最初は博物館の女性の英語があまりにわからず唖然としました。ほかはそこまでいかないので、彼女は極端だったのかもしれませんが。あと、過激派の拠点とも言われるフォールズ・ロードにいって新聞を買ったら、店番の女の子がお金多いわよと私に金を返したのはマジで感動しました。いやあ躾がいいんだなと。 また(ロンドン)デリーも行きました。地元の女の子の写真を撮ったら、なーんであんたあたしの写真撮るのよーっていう感じのきわめて冷たい目で見られました。 南の方は未訪ですので、B&Bにでも泊ろうかと思います。 それから12/29~1/5ベネルックスへ行ってきました。しばらくぶりにフランス語を思う存分話せて、けっこううれしく思いました。ただしロケット弾の攻撃を受けたりもしましたが。 カウントダウンは、ブリュッセルのグランプラスでした。なかなか面白かったですよ。来年は、ブランデンブルク門で経験しようかと思います。
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Wakabun
at 2013-01-06 22:38
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Kedorinさん、今年もよろしくお願いします。
Kedorinさんのアイルランド旅行記参考にさせていただきました。それでアラン島絶対に行きたかったのですが、行ってよかったです。 ダブリンからジャイアンツィコーズウェイのツアー安いですよね。うたい文句は電車よりも安い、です。ベルファストで1時間しかないので、もしタイタニック博物館とか、ほかにも見たいものがあるともったいない感じですが、コーズウェイが目的ならぴったりのツアーでした。 6月はいい季節ですよね。日も長いし、7月程混んでいなくていいですし。冬はほんとmiserableですよ。まあそんなアイルランドもアイルランドらしいっちゃらしいですが。 ギネスは今回飲めないので行きませんでした。また行く機会があれば絶対行きたいです。ウィスキー蒸留所も。 今思えば11時のバスに乗っておけばよかったのか…まあでもシャワーすら浴びてない状態だったしなあ。ほんと5つ星って何?って感じです。
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Wakabun
at 2013-01-06 22:39
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>Hattieさん、
アイルランド内でも、Ulster内でも地方によってかなり違うんですね。ゲール語を母国語とするひとたちは特にアクセントが強いみたいで、聞き取りが大変でした。でもバイリンガルですごいなー、と思います。 Likeがlakeのように…なるほど、そういう人もいるですね。私がアイルランド全体で気づいたのはpubなどのアがオに近くなるということでした。Pub=ポブ、uprising=オップライジングてな具合に。Upがオップ、ってなんかノルウェー語みたいですよね
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Hattie
at 2013-01-07 00:25
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あー、そのuのアがオになるのはアイルランド訛りの典型のようです。ダブリンがドブリンだそうですんで(笑) 実はイギリスでもニューカッスル・アポン・タインのいわゆるジョーディと呼ばれる人達が、こういう訛り方します。「ポブ」と言われて「ポブって何じゃい?」と思っていたら「パブ」のことだったという(実体験)Gingerは日本語の神社で語尾が上がる感じだし。UがOの発音に近くなるのはほんと、ノルウェー語みたいですねw ニュースを見る限りでは、ベルファストは昨年から英国国旗の掲揚を巡ってロイヤリストが警官を襲ったり議員に脅迫を送りつけたりデモをしたり、と落ち着かない情勢で昨日辺りもまた暴れたようですが、Wakakoさんが行っている時はちょうど静かな時期だったみたいでよかったです。(年末年始でロイヤリストも休暇だったのかしら)
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wakabun2 at 2013-01-08 22:50
>Bill McCrearyさん、
>私は北アイルランドは2回行きまして、最初は博物館の女性の英語があまりにわからず唖然としました。 人に寄るのかもしれないですね。帰りの機内でアイルランド映画を見たんですが、やっぱりアイルランド英語わかりにくい、と思いました。コリン・ファレル主演だったんですけどね。彼の英語わかりにくい。 ロンドンデリーどんな感じでしたか?見どころ何かありましたっけ?特に惹かれるものもなく、時間もなかったので行かなかったのですが、‘北アイルランドあまりにも時間が短かったので、もうちょっと見ればよかったかなー、とも思いました。も行きました。 先進国の女性とイスラム圏の女性は写真撮られるのに抵抗感ある人多いですよね。私も知らない人にとられるのは嫌です。 ベネルクス良かったみたいですね。気候はどうでした?なんかこの冬ヨーロッパあたたかいところが多かったようですが。グランプラスでのカウントダウンすごくよさそう!!旅行記楽しみにしています。 カウントダウンは、ブリュッセルのグランプラスでした。なかなか面白かったですよ。来年は、ブランデンブルク門で経験しようかと思います。
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wakabun2 at 2013-01-08 22:54
>Hattieさん、
そうそう、ドブリンでした!なんか一気にどんくさい名前に聞こえますね。fワードは逆にフォッxxxのほうが柔らかく感じますが。 イギリスも地方によってはそういう話し方するんですねー。確かに聞いたことはあるかも。どこか覚えていなかったけど。 私が北アイルランドに行った時は至って平和でした。最近は暴動があってもごくごく一部らしいですね。南からバスツアーで行った時、バスが緑色だったりしたら大変だった、と言っていました。まさに緑色だったわけですが、今は全然問題ないみたいですね。国境チェックみたいなものもないのには驚きました。
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Hattie
at 2013-01-09 15:30
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イギリスはいわゆる教科書英語はない、ってくらい地方によってアクセント違いますもんね。これまでのところパブとプブとポブがあったのでwきっとピとペもあるな、と思ってます。Ulsterは今は緑のIRAは静かでオレンジ色のロイヤリスト(英国派)がうるさいみたいです。
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wakabun2 at 2013-01-10 22:33
>Hattieさん、
イギリスの方言すごいですよね。今でこそ私も違いが少しは分かるけど、留学当時はあんまりよくわからなかったんですよね。各地方の方言をテープで聞いてみる授業とかもあったんですが。もう一度あの授業受けたいなー。 >Ulsterは今は緑のIRAは静かでオレンジ色のロイヤリスト(英国派)がうるさいみたいです。 あ、なるほど、そういうことですね。
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